コロナ後久しぶりの海外旅行に行かれる方が多いのではないでしょうか?
久しぶりの海外旅行すぎて、必要な持ち物は何だった?となりますよね。
3年ぶりに海外旅行を再開した筆者も同様です。
海外旅行におすすめの持ち物や必需品のeSIM、海外旅行保険についてご紹介します。
2023年9月時点の出入国は、ほぼコロナ前の状況戻りました(一部の国では必要な手続きがあります)
コロナ禍の間、日本入国時の税関手続きがオンラインになり、渡航した台湾では入国カードがオンラインに変更になりました。
コロナ前はパスポートとクレジットカードさえあれば何とかなる!と思っていましたが、海外旅行保険の重要さにも気がつきました。
Contents
準備編
最低限の必要なものをマーカーしました(筆者の場合)
- VISIT JAPANアプリの登録(税関オンラインの登録)
- ビザ・ESTAの申請(ビザが必要な国、アメリカ入国時)
- e-SIM・ポケットWIFIレンタル
- 海外旅行保険
- 手ぶらサービスの手配(必要な場合)
VISIT JAPANアプリの登録
2023年9月現在、VISIT JAPANアプリの登録は任意となります。
以前はワクチン接種有無の意味合いがありましたが、現在は税関手続きをオンラインでするために登録する形となります。
VISIT JAPAN登録方法
税関オンライン
これまでは機内で黄色の紙が配布されていましたが、オンラインで手続きできるようになりました。
(現在も希望すれば黄色の紙をもらえます)
VISIT JAPANアプリ内に税関申告項目があり、登録するとQRコードが発行され、QRコードで税関手続きをすることができます。
メリット
黄色の紙の提出レーン(以前の運用)が混雑しているときは、オンライン手続きの方が早く手続きできます。
デメリット
黄色の紙を提出するレーンが空いているときは、紙の方が早いです。
また家族で渡航する場合、黄色の紙は1家族1枚でOKですが、オンラインの場合は、1人ずつ手続きしなくてはいけません。
家族連れの場合は黄色の紙の方がスムーズです。
オンライン手続き方法
荷物を受取後、税関申告エリアに端末が沢山あります。
パスポートをスキャンし、税関オンラインのQRコードをスキャンすれば完了です。
2023年2月と5月に海外旅行をしましたが、羽田空港に帰国の際、オンラインも黄色の紙もどちらも空いていました・・・
QRコードを表示させたりが面倒だったので、黄色の紙を税関職員に渡し、パスポートをチェックして完了です。
ビザ・ESTAの申請
日本のパスポートは189ヵ国のビザ免除があるため非常に強いパスポートと言われています。
それでも、渡航先によってはビザの取得が必要な場合がありますので事前に確認してください。
ESTA
アメリカに入国する際に必須となります。
ハワイも該当となりますので事前登録をお忘れないように。
グアムは取得していると入国がスムーズ、取得していないと入国に時間を要すると聞きました。
申請は有料です。21ドルに値上げしました・・・
「ESTA」と検索すると代理業者が沢山ヒットします。
代理業者は手数料を上乗せしているのでさらにお高いです。
ESTAの登録はとても簡単ですので、公式サイトからご自身で登録してみてください。
e-SIM・ポケットWIFIレンタル
いまの時代、旅行先でのネット回線は必須です。
グーグルマップで行き先を調べる、Uberでタクシーを呼ぶなど必ず必要となります。
スマホがなかった時代、私はどのようにして旅行をしていたのだろう???笑(紙の地図が旅行のお供でした)
携帯会社の海外利用プランに加入されている方は、そちらで問題ないと思います。
私は格安SIMを使用していますので、e-SIMやポケットWiFiのレンタルが必須。
コロナ前はポケットWiFiをレンタルしていましたが、コロナ後海外旅行を再開した際に初めてe-SIMを使用しました。
費用は300円/日程度から。
メールに送られてきたQRコードから設定するだけで現地でスムーズにネットワークを使用することができます。
ポケットWiFi
ポケットWiFiは、小型の充電器のようなもので、現物の受取や返却が必要となります。
事前に自宅に配送してもらい、空港や宅急便で返却するシステムとなります。
メリット
家族みんなで使用できる。
e-SIMは1人1QRコードが必要となりますが、ポケットWiFiは1台でシェアすることができます。
結果的に家族旅行では費用が抑えられて良いと思います。
デメリット
持ち歩きが必要、結構重いです。
そして、充電が必要です。
さらに返却が必要です(帰国時の空港で返却し忘れ、宅配便で送ったことがあります)
e-SIM
SIMの入れ替えは不要。
送られてきたQRコードを読み込んで設定し、現地到着後、モバイルデータをオンにすれば利用開始できます。
メリット
なんといっても手軽。
デメリット
設定ができない、現地で繋がらないトラブルに合う。
設定方法は詳しく説明されていますし、サポートもあるのでそこまで心配はないと思います。
e-SIMはスマホの対象機種があるので、対象外の機種の場合は、ポケットWiFi一択となります。
韓国旅行では、WOWPASSに申し込むと、現地の空港でスタッフがe-SIMの設定をしてくれるサービスがありました。
韓国で利用したのは上記、台湾ではkkdayを利用しました。
海外旅行保険
一時期コロナに感染した際にカバーしてくれる海外旅行保険が話題になりました。
私は海外旅行の際には必ず海外旅行保険に加入しています。
コロナ後に利用したのは、ジェイアイ損害火災保険の「たびほ」です。
クレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合は、事前に保証内容をよく確認してください。
カードによっては、そのカードで旅行代金(航空券やホテル代)を支払いしている場合のみ保証の対象になることもあります。
また保証内容が一部だけや保証額が低額の場合もあります。
子どもが小さい頃、シンガポールでインフルエンザを発症し、現地の日系クリニックに2回ほどかかりました。
キャッシュレスで受診ができて非常に助かりました。
特にアメリカは医療費が高額ですので、注意が必要です。
アジア2泊3日で1,000円程度の保険料となります。お守りのつもりで加入しています。
手ぶらサービスの手配(必要な場合)
ANAとJAL便限定となりますが、自宅に荷物を引き取りにきてもらい、旅行先の空港のターンテーブルで荷物を受け取るサービスがあります。
大きい荷物がある場合や仕事帰りに出発する際になどにおすすめです。
また、対象のアメックスカードをお持ちの場合は、空港→自宅へ荷物を配送が1つ無料になるサービスがあります。
(複数の対象カードをお持ちの場合は、カードの枚数だけ無料で荷物を送ることができます)
帰国の際に、空港の宅配便コーナーから荷物を送ることができるので便利です。
持ち物
ざっくりとした持ち物リストです。
持ち物 | 備考 |
必須 | |
①パスポート | コピーを持参 |
②現金 | 日本円は最小限 |
③外貨 | 前回の旅行で余った外貨など、なければ必要な分を両替 |
④クレジットカード | VISA+他ブランド |
⑤航空券(E-TICKET) | 印刷して紙で持参 |
⑥ホテルの予約確認書 | 印刷して紙で持参 |
その他持ち物 | |
着替え | 現地で買い物をする予定なら最低限 |
化粧品 | 日常使用しているもの |
常備薬 | 胃薬、鎮痛剤、風邪薬 |
スリッパ | 使い捨て |
折りたたみ傘 | 日傘兼用 |
ジップロック | 化粧品を入れて持参 |
アダプター | 海外用 |
重要度が高い持ち物
①パスポート
とにかくパスポートは何回でも確認します笑
特に家族分を持参する際は念入りに確認します。
国によって必要な有効期限残があります。半年以上の有効期限は残しておいた方が良いです。
現地でパスポートを紛失した際に、パスポートのコピーと写真が1枚あると再発行がスムーズにできます。
またパスポートはホテルのセーフティーボックスに預け、コピーを持ち歩き用にすると安心です。
お酒を買う際、IDの提示を求められた際はコピーを見せればOK。
ドジな私は20代の時、アメリカNYのホテルのセーフティーボックスにパスポートを入れたままチェックアウトしました・・・
気づいたときには既に別の土地に移動していました。慌ててホテルに電話し、パスポートを確認してもらいました。
その後幸いNYに戻る予定があったのでパスポートを受け取ることができました。
心臓が止まるような出来事でした。
②現金
クレジットカードがあれば、日本円は最小限でOKです。
③外貨
クレジットカードが使える国であれば、外貨の両替は最小限でOK。
屋台などではクレジットカードを利用できないので、現金を用意しましょう。
アメリカではコーラ1本でもクレジットカードで支払いができます。
チップ社会ですので、1~5ドル札があると便利です。
よくレートの良い両替所へわざわざ行く方がいますが、大金の両替でなければ、そこまでレートを気にしなくても良いと思います。
10万円以上両替をする場合、銀行に事前に申し込むと自宅まで無料で外貨を配送してくれるサービスがあります。
帰国時の余った外貨や使わない外貨は、空港に設置してある両替マシンを利用すると電子マネー等にチャージすることができます。
④クレジットカード
クレジットカードは必ず持っていきましょう。
キャッシングの設定をしておけば、現地のATMで現金を引き出すことができます。
多少レートは悪くなりますが、いざというときに現金を引き出せるのは安心です。
カードブランドは、VISAブランドともう1枚以上用意しましょう。
VISAブランドは世界中ほとんどの場所で使用することができます。
反対にJCBブランドは国によっては使用できないことが多々あります。
持参したクレジットカードが磁気不良や不正利用などで運悪く使用できなくなることもありますので、予備カードがあると万全です。
⑤航空券(e-Ticket)
事前にアプリでWebチェックインをすると、搭乗券をダウンロードすることができます。
ダウンロードしたQRコードで、空港でチェックインをすればそのまま搭乗することができます。
しかしながら、面倒ですが、e-Ticketは印刷して持参することをおすすめします。
特に、他社のマイルで発券した特典航空券などは、トラブルが生じた場合に備え「紙」があると何かと助かります。
メールやスクショで保存もしますが、ネットワークが不安定だったり、そもそもスマホが不具合を起こしたらどうにもなりません。
⑥ホテルの予約確認書
航空券同様、ホテルの予約確認書も紙で印刷して持参すると安心です。
マリオット系ホテルでBRG申請が通った予約の場合、値下げされた価格が適用されていないことがあります。
そんなときはマリオットとやり取りしたメールがあるといざというときに証拠になります。
また予約した部屋のカテゴリーが相違した場合(ツイン予約→キングだったなど)、予約した際の情報があると証明できますし、交渉もしやすいです。
その他 持ち物
最悪は現地で購入すれば良い!ぐらいな気持ちで行きましょう。
着替え
現地で洗濯ができる場合や洋服の買い物予定がある場合は最小限で良いと思います。
基本的にホテルにパジャマは置いていないので、着古したTシャツや短パンを持参して、帰国前に捨てて帰るのが定番です。
化粧品
基礎化粧品は使い慣れたものが安心です。
短期間であれば、サンプル品を持参して荷物を減らしましょう。
常備薬(コロナ対策)
胃薬や頭痛薬、チョコラBBなど。
百草丸(胃薬)
これは効きます!!
胃もたれしたなぁ~と思って飲むとすぐにスッキリします。
チョコラBB
胃薬同様、普段食べなれない食事が続きますので、口内炎予防のために持参しています。
万が一コロナに罹ったときのために「コロナセット(笑)」を持参しています(コロナに感染した経験から)
タイレノール
解熱剤はこちらが一番効きました。
ピタス
喉の痛みの軽減に。
亜鉛サプリ
味覚がなくなったときに効きました。早めに飲むと良いようです。
スリッパ
ホテルで素足で過ごせないタイプなので(笑)使い捨てスリッパやサンダルを持参します。
折りたたみ傘
雨、暑さ避けにあると便利です。
ジップロック
化粧品を入れて持参しましょう。
余分にあると、お土産でジャムなど液漏れしそうな物を購入したときにも使えますし、ジップロックに氷を入れて体を冷やすこともできます?!
韓国のバスルームで滑った際に大変役に立ちました笑
変換プラグ(アダプタ)
新しいホテルでしたら、USBでスマホの充電ができますが、古いホテルはコンセント仕様の場合があります。
世界で、日本で使えるこちらの変換プラグはとても便利です。
USBポートもあるので、これ一つでOK。
その他
国別であると便利な優れモノをご紹介します。
アメリカの場合
どうしても1週間以上の滞在となるので、レトルトの日本食を持参します。
フリーズドライの白米や味噌汁、カップ麺のうどんやふりかけなどがあるとホッとします。
ただし、アメリカは肉製品の持ち込みはNGですので、肉(エキス含む)が入っていない物を選んでください。
カレーやカップラーメンは要注意です。
折りたためる電気ケトル
最近はホテルのアメニティが簡素化され、湯沸しポットがないこともあります。
折りたためる電気ケトルがおすすめです。
海外でも使用でき、沸騰する時間も早いです。
サトウのごはんは、洗面所のシンクにお湯を溜めて15分ぐらい浸すと食べられます。
熱湯があればさらに美味しくいただけます。
携帯 炊飯器
小さなお子さん連れなど、炊き立てのご飯が食べたい方におすすめなのが携帯炊飯器です。
Twitter(X)のフォロワーさんに大人気のお品です。
東南アジアやリゾート地の場合
サングラス、日焼け止め、薄い上着は必需品です。
台湾は年間を通して日差しが強いです。
薄い上着はユニクロの紫外線防止など安価な物でOK。
日焼け防止にもなりますし、東南アジアの冷蔵庫みたいな室内の冷房対策にもなります。
レンタカー
余談となりますが・・・
主に北米旅行の際には、レンタカーがあると行動範囲が広がります。
レンタカーの保険は、様々なプランがありますが、保険料は高くてもフルカバーの保険に加入することをおすすめします。
アメリカ旅行の際、友人が狭い駐車場の壁にドアをこすったことがあります。
結構なキズでしたが、フルカバー保険に入っていたので、返却の際に傷を確認して「OK!!」で終わったことが忘れられません。
いくら払うのだろう?とドキドキしていたので拍子抜けしました。
左ハンドルで運転に慣れるまで時間がかかりますので、是非フルカバー保険に加入してください。
出発前にやること
予約便のオンラインチェックイン
最近は事前にチェックインの予約ができるので、直前でなくてもできると思います。
座席指定
少しでも快適な座席に座りましょう。
事前に良い席がなくても、前日や当日朝に開放されることがあります。
機内持ち込みの液体物
2-3泊の旅行でしたら、機内持ち込みサイズのスーツケースを使用しています。
機内持ち込みにする場合、液体物の制限があります。
100ml以下の容器は意外とないですね。100均で販売されている容器に移すのも良いと思います(面倒ですが)
ジップロックは20cmX20cmの小さなサイズとなりますので、「余裕をもって」と言われても・・・という感じです。
2泊3日の旅行ですと、このようにジップロックに入れました。
(ホテルステイでいただいたアメニティやサンプル。使い終わりそうな量のクリームを持参し、旅先で捨てて帰ります)
手荷物検査でこちらのジップロックを見せればOKです。
小分けにするのが面倒な方は、荷物を預け入れましょう。