2024年12月末に「大阪ステーションホテル」に滞在しました。
駅直結の便利な立地、食のレベルが高いという噂通りとても素敵なホテルです。
プラチナ会員特典と合わせてご紹介します。
Contents
大阪ステーションホテル 概要
2024年7月31日にオープンした「THE OSAKA STATION HOTEL Autograph Collection」はマリオット系列、大阪では初のオートグラフコレクションブランドです。
1874年開業の初代大阪駅の跡地に建つことから歴史や文化を継承すべく「THE OSAKA TIME」、またホテルレストランでは「天下の台所」、大阪駅直結ということから駅舎をコンセプトにしたホテルです。
アクセス
JR大阪駅西口改札直結
JR大阪駅地下連絡通路「うめきた地下口」 直結
住所：〒 530-0001 大阪府大阪市北区梅田三丁目2番2号
TEL：06-6105-1874
メールアドレス：info@osakastation-hotel.jp
東京から新幹線で新大阪へ行き、JR大阪で1駅の大阪駅下車、西口改札をめざすと簡単にアクセスできました。
余談ですが、JR大阪駅のホームドア代わりのロープが斬新すぎました。
電車を降りて点字ブロック外側を歩いていたら、上からこちらのロープが降りてきたのです。
何だ何だ！とプチパニック笑
ゴムダンか？と子どもはツッコミを入れていました。
上から下りてくるのも、ロープなのも斬新！
無いよりはマシかと思いますが、これって意味ある？？？毒
ちなみに梅田駅へも徒歩ですぐです。
チェックアウト後は梅田駅周辺で買い物し、御堂筋線で義実家へ移動しました。
アクセスはとても良いです。
予約詳細
無料宿泊特典（50,000P）＋3,000P
お手頃ポイント数で予約することができました。
当初は58,000Pで予約しましたが、ポイント数が下がったところで予約を取り直しました。
ちなみに宿泊2ヵ月前には65,000Pまで上がっていましたので、早めの予約と定期的にポイント数の変動チェック（パトロール）することをおすすめします。
マリオット系新規ホテルは、オープン1年位はボーナスタイムで、上記のような手頃なポイント数で予約することができる印象です。
1年を経過したあたりからはメズムのようにポイント数は高騰し、無料宿泊特典の利用はもちろん、手頃なポイント数では予約できなくなる傾向ですので、宿泊を希望されている方は早めの計画が良いかと思います。
私が利用した12月30日の有償価格は10万円超えでしたので、53,000Pで利用できたのはめちゃくちゃお得でした。
マリオット プラチナ会員
「大阪ステーションホテル」のプラチナ会員特典は下記の通りです。
- 客室アップグレード（空室状況による）
- 16時までのレイトチェックアウト（空室状況による）
- 50％ボーナスポイントを獲得
- ウエルカムギフト：2名分の朝食無料とマリオット1,000ポイント
一番下のカテゴリ「シグネチャーツイン」を予約していましたが、高層階の「シーニックツイン」にアップグレードしていただきました。
翌日は用事があったため、レイトチェックアウトは不要でしたが、混雑しているためレイトチェックは承れないと案内がありました。
お隣でチェックインしている方はレイトチェックアウトの交渉をしていましたが、お断りされていました。
ウエルカムギフトは2名分の朝食をチョイスしました。
客室の種類
「大阪ステーションホテル」は30～38階に位置し、全418室あります。
客室の種類はざっくりと分類すると下記の通りです。
- シグネチャー（30～33階） キング／ツイン 35～37㎡ ⇦予約した客室
- シーニック（34～37階） キング／ツイン 35～37㎡ ⇦アップグレードされた客室
- シグネチャー（30～33階） コーナーキング／ツイン 57㎡
- シーニック（34～37階） コーナーキング／ツイン 57㎡
- スペシャリティ キング／ツイン 38㎡～
- スペシャリティ コーナーキング／ツイン 57㎡
- スペシャリティスイート 75㎡
チェックイン
「大阪ステーションホテル」は駅ビル「KITTE大阪」の29階から上がホテルエリアとなります。
ホテル入口は、JPタワー大阪、KITTE大阪の1階となります。
KITTE大阪
こちらが入り口です。
KITTE大阪の1階からアクセスし、エレベーターで29階へ上がります。
12月30日の16時頃、既にチェックインカウンターは長蛇の列（マリオットボンヴォイレーン）
10組ぐらい並んでいたでしょうか。
特に案内がなかったので並ぶしかありませんでしたが、ロビーで座って待つなどの配慮があっても良いかな～と思いました・・・
20-30分ほど並びました。
ロビーフロアにある化粧室近くの扉には「駅長室」という表示がありました。
ロビーには、「WATER STATION」があり、旧国鉄の昔ながらの紙コップでお水を飲むことができます。
カプセルトイは500円。
カプセルの中には、数種類あるピンバッチが入っています。
左側が朝食会場にもなっているレストラン、右側がロビーラウンジ
シーニックツイン 客室の様子
34階のシーニックツインのお部屋がアサインされました。
要所要所、電車や駅のモチーフがあります
客室を入るとすぐにアイランド型の洗面台、初めて経験するレイアウトです。
左側にバスルーム、正面が客室となります。
スペースは十分あり、照明も落ち着きます。
（メイクするときは暗いなぁーと思いましたが・・・）
使いやすい日式バスとレインシャワーあり
シングルシンク
実は3名で予約していたのですが、事前に「2名」利用の変更連絡を入れておきました。
しかしながら、アメニティ類は全て3名分用意されていました。
（足りないよりは良いのですが、連携が取れていないのかも・・・）
引き出しには充実したアメニティが収納されています。
基礎化粧品があるのは嬉しいです。
リクエストしていたヘアアイロンも準備されていました。タオルはふわふわ♪
客室は和モダン、十分な広さがあります。
テレビはキャスト可
ベッドサイドはシンプル
クローゼットの扉を閉めると、左側にあるウェットエリアにアクセスできる構造です（後述）
上質なガウン
上質なパジャマも準備されています
「大阪ステーションホテル」で最も気に入ったものはこちらの「パジャマ」です。
とっても着心地が良く、最高です。
スリッパもふかふか
こちらがクローゼットのドアを開けた状態
クローゼットのドアを閉めると、ウェットエリアから客室までオープンになります。
ミニバーはテレビ下にあります。
無料の緑茶とほうじ茶
冷蔵庫内のドリンク類は無料！
冷酒（義父へのお土産にしました笑）、ビール、高級オレンジジュース、炭酸水と豪華♪
エレベーターホールに給水できる場所がありますが、パックタイプのミネラルウォーターは常備されていました。
旅館にあるようなお茶菓子ボックスがあります。
ウェルカムスイーツは、大阪ご当地ものが揃えられています。
黄金糖（好き♪）、岩おこし（おこしって東京名物かと思った）、飲むだし
窓からは大阪の景色が一望できます！
見下ろすと線路
線路・・・シャングリラ東京の悪夢がよみがえりましたが・・・
新しいホテルですので防音はしっかりされていると思います。それでも電車の音は聞こえました。
東京ほどではありませんが、大阪駅も早朝から夜遅くまで電車は走っていますが、眠れないレベルではありませんでした。
むしろ私にしてはよく寝れました笑 ホッ
総評として、とても居心地が良い素敵な客室です。
アメニティが充実している割にドライヤーがサロニア製、メイク用の鏡はあるもののライトが暗かったのが残念と思う点です。
スペシャリティフロアのOFUROには、シャープ製の高級ドライヤーが置いてあるとお聞きしましたので、住み分けがはっきりされているのかもしれません。
朝食
朝食レストランは29階ロビー階の「THE-MOMENT GRILL & DINING」です。
朝食の有償価格はなんと9,000円！！
インバウンド価格？？？、インフレ？！、日常のお買い物（キャベツ）もお高くなりましたが笑、ここまで来たか！という価格設定です。有償でホテルの朝食はもういただけません涙
ですが、プラチナ会員以上は朝食2名分が無料となります。これほど有り難いと思ったことはありません笑
（卵料理をオーダーした場合は、別途3,000円必要）
とは言いましても、この特典は今だけかな～と個人的には思います。その内改悪傾向かと・・・
「THE-MOMENT GRILL & DINING」は、列車の食堂車がコンセプトのレストランです。
朝食はビュッフェスタイル、食のレベルが高いと聞いていたので期待大。
メニューは充実していますし、ディスプレイも美しいです。
和食コーナーではお寿司も振る舞われます。
出汁巻き卵は出汁に浸かっています笑
デニッシュ類が豊富
エシレバターはおしゃれな器に
このまま食べている方がいましたが・・・
こちらの器をスタッフに渡すと北海道ソフトクリームをトッピングしてもらえます。
この時期にメロンとマンゴーをいただけるだなんて、幸せすぎる～
いちごのモンブランもいただけます
いただいたもの
個人的にはモンブランは栗でお願いしたい・・・
病み上がりで食欲が戻っていなかったのが悔やまれますが、十分美味しくいただきました。
メロンとマンゴーはお代わりしましたよ♪
スペシャリティルーム、アンバサダー会員の方には特別メニューからオーダーすることができます。
朝からシャンパンをいただけたり、おうどんなどのアラカルトメニューがあります。
ビュッフェメニューだけでも十分満足できます。
「THE-MOMENT GRILL & DINING」の座席数は多くないので、週末などはかなり混み合います。
この日は7時台は余裕がありましたが、8時台になると混雑してきました。
年末ということもあり、小さなお子様連れのご家族も多かったです。
この日は、お隣のロビーラウンジ「THE LOBBY LOUNGE」まで朝食会場になっていました。
「THE-MOMENT GRILL & DINING」のランチビュッフェもめちゃくちゃ口コミが良いので、次回はランチビュッフェもしくはアフターティーを利用したいと思います。
（※ランチビュッフェは8,000～10,000円ほど）
その他の施設
「大阪ステーションホテル」のその他の施設は下記の通りです。
- 30階 フィットネスジム
- 30階 OFURO
- 38階 「SPECIALTY SALON（スペシャリティサロン）」
「大阪ステーションホテル」にクラブラウンジはありませんが、「SPECIALTY SALON」が実質的なクラブラウンジとなります。
30階のOFURO（スパ）と「SPECIALTY SALON」は、アンバサダー以上の方、「スペシャリティ（38階）、THE SUITE（37階）、スイート（各階）」の宿泊者のみが利用することができます。
朝食・アフタヌーンティー・イブニングカクテルなどが提供されます。
ローストビーフやシャンパンが振る舞われたりと内容はとても豪華とのことです。
周辺情報
「大阪ステーションホテル」滞在時に利用したKITTE内の飲食店をご紹介します。
串かつ だるま
夕食は梅田の串揚げ店を予約していたのですが、体調を崩し大阪に行かれるかどうか分からなかったのでキャンセルしてしまいました。
よって、夕食はKITTE内の「だるま」へ
私は初だるまだったのですが、KITTEのだるまはとても綺麗でおすすめです。
回転寿司のように、列車で串揚げが運ばれてきます笑
食欲がない割に結構いただきました笑
安くてうまい！
MILK DO dore iku
デザートは、KITTEの地下にある北海道の人気ドーナツ店「MILK DO dore iku」でテイクアウトしました。
オープン当初は大行列だったようですが、この日は5人ほど並んでいました。
人気のドーナツは売り切れだったので、やはり人気なのでしょう。
店内で揚げています。
フレッシュ感があってとても美味しかったです。
数日後に「クリスピークリームドーナッツ」をいただいたのですが、こちらのドーナツの美味しさが改めて分かりました毒
リピートしたいと思うドーナツです。
KITTE内の飲食店はそこそこ充実していますし、外に出なくても楽しめる点はとても良いと思います。
終わりに
「大阪ステーションホテル」は新しくて、アクセス抜群のとても素敵なホテルです。
東京在住のため、帰省に合わせて良いタイミングで利用できたのでラッキーでした。
JR西日本が運営しているとのことで、そのせいか分かりませんが・・・
朝食レストランのウエイターは落ち着いた男性が半数以上を占めていました。若い方は少なく、外国人スタッフは見かけませんでした。
フロントスタッフ含め、とにかくクールな印象です。淡々とチェックイン作業を進め、淡々と食器を下げる・・・（笑顔がない）
正直ホスピタリティというものを全く感じることはありませんでした（毒）
子どもが「ウエイターはJRから天下っているのでは？」などと冗談で言っていましたが、スタッフを見る限りあながち冗談ではないかも？と思うほど、JRで勤務されていたようなおじさまウエイターが多かったです（個人の感想です）
客層は、日本人が8割。オープンまもないのでインバウンド客が増えるのはこれからでしょうか。
スペシャリティサロンやOFUROからも分かるように富裕層がターゲットのホテルだと思います。
価格帯からもホテルが求める客層は、私達のような無料宿泊特典利用者ではないのでしょう・・・
嫌味や妬みではなく笑、有償では手が届かないホテルにポイント宿泊ができるのがマリオットの良いところだなぁ～と改めて思った次第です。
お得なポイント数で宿泊でき、レベルの高い朝食を無料でいただけたので大満足です。
