本記事では、2023年2月の台湾旅行で滞在したヒルトン系ホテル「Hotel Resonance Taipei Tapestry Collection by Hilton(レゾナンス台北)の宿泊記をお届けします。
Contents
予約詳細
当初は3名利用で検討していたため、ホテルの選択肢が限られました。ほとんど寝るだけとは言え、狭い部屋で3人で過ごすのは嫌。
3年前に利用して立地が良かったマリオット系ホテル「アロフト台北中山」をチェック。
3名利用ができる部屋(大きめツイン)は設定が少ないので、既に価格が高騰していました(1泊5万円ほど)
さすがに5万円は予算オーバーなのと正直アロフト台北中山で5万円はナイと思います(毒)
すると、2020年10月にオープンしたヒルトン系ホテルを見つけました。
2024年3月まで、ヒルトンのダイヤモンドステータスがあるのでステータス特典を使える、新しいホテル好き♪ということで予約。
その後、3名→2名に変更になりましたので、一番下のカテゴリの客室に予約を入れなおしました。
2名1室 TWIN GUEST ROOM 2泊
NT$10,155.55(≒45,000円)
2泊で5万円を切るのでコスパは良いです。
3名利用の場合はコーナールーム以上の客室となるため、室料もぐーんと高くなります・・・
エキストラベッドを入れる場合は、1泊につき、NT$924.00 TWD(≒4,500円)かかります。
3名利用の場合は、どちらのホテルもコスパが悪くなります。
Hotel Resonance Taipei Tapestry Collection by Hilton 概要
「Hotel Resonance Taipei Tapestry Collection by Hilton」とホテル名がちょっと長いですが、中国語では「台北時代寓所」と書きます(Uberやグーグルマップではこちらで出てきました)
「レゾナンス台北」は、ヒルトングループのホテルで、2020年12月にオープンしました。
2020年12月は既にコロナ禍の為、特に台湾は鎖国状態でしたので、ほとんど稼働していなかったのではないかと想像します。
ホテルのポイントは下記の通りです。
✔全室30平米以上
✔バスタブ完備
✔駅近
✔新しめのホテル
✔スタバのバウチャー最高
「レゾナンス台北」には、ホテル内にレストランがありません!
しかしながら、朝食付きプランがありますし、ヒルトンゴールドステータス以上では朝食特典があります。
→ホテルに併設しているスターバックスで使用できるバウチャーをいただけまして、朝食の代替えとなります。
スタバ特典はとても良かったです(別記事で詳しくご紹介します)
「レゾナンス台北」は、フィルム映画がモチーフのホテル。
フォトフレームを模した外観、映写室を彷彿させる客室のドアプレート、マイクのような室内のライトがとてもおしゃれです。
細長い建物、飛び出ているところは何だろう?(怖っ)
こちらがフォトフレームデザインですね
アクセス
TEL:886-2-7752-1888
当初3名利用で予約していた際、エキストラベッドのリクエストをするためにメールで連絡を取りました。
すぐに回答がきまして、やり取りはとてもスムーズでした。
最寄駅:MRT善導寺駅 3番出口から徒歩約1分
台北駅まで1駅 or 徒歩約10分
台北松山空港から車で約15分 or MRTは1回乗り換えの20分程度
桃園国際空港から車で約50分
台北松山空港からMRT利用で1回乗り換えでホテルまで移動しました。
空港からホテルまで20分程度、MRT善導寺駅(ブルーライン)の3番出口を出ると目の前にホテルがあります。
機内持ち込みサイズのスーツケースでしたので、乗り換えがあっても全く問題ありませんでした。
帰りは松山空港までUberを利用して15分程度(700円ほど)でした。
700円程度ですから、空港←→ホテル間はUber利用が楽だと思います。
下記地図の赤〇がMRT善導寺駅の3番出口です。
ホテルの入り口は青△の2ヶ所あり、メインエントランスは、林森南路側です。
3番出口すぐの入り口は、カードキーで出入りすることができます。MRTを利用するときは、こちらの出入り口を利用していたので、とても便利でした。駅の入り口まで体感30秒です。
MRT善導寺駅の3番出口に近いホテルのエントランス
地図の通り、ホテル周辺には、コンビニが数店舗、台湾ドリンクのチェーン店「50嵐」もあります。
台湾の有名朝食店「阜杭豆漿」は、ホテルの裏側(徒歩2分)にあります。
阜杭豆漿のお隣には、スーパーマーケット「全聯福利中心 PX MART」があり、こちらの店舗はとても綺麗で品揃えも良く、お土産はほぼこちらで調達しました。ちなみにスーパーの2階には「しまむら」があります笑
こちらはMRT善導寺駅の4番出口
バイクが綺麗に並んでいるのが台湾っぽい景色ですねぇ~
ホテルから徒歩5分ほどにはマッサージ店もあります(旅行記内でご紹介します)
MRTを利用して動きたい場合は、とても良い立地だと思います。
ホテルからすぐの所に、MRT駅名になっている「善導寺」があります。
悠遊カード
MRTを利用するときに便利なのが、「悠遊カード」(台湾の交通系ICカード)です。
「悠遊カード」はSuica同様、コンビニ等の支払いにも使えるので、1枚作っておくと便利です。
3年前に利用していた「悠遊カード」を4枚持参しまして・・・販売機で残高を確認したところ、3年前にチャージした残高がまだ残っていました!
100元(≒450円)ほど残っていたので、滞在中はチャージせずにそのまま利用することができました♪
ちなみに悠遊カードは沖縄で利用できるそうですよ!
部屋の種類
「レゾナンス台北」は、全室30㎡以上、バスタブ付。15階建ての全175室の客室があります。
小~中型ホテルという感じでしょうか。
- スタンダードルーム ツイン/キング 30㎡ ⇦予約したお部屋
- コーナールーム ツイン/キング 34㎡ ⇦アップグレードされたお部屋
- デラックスルーム キング 40㎡
- プレミアムルーム キング 45㎡
- タイムズスイート キング 52㎡
スイートルームでも52㎡しかないので、こじんまりしたホテルということが分かります。
海外のホテルはキングベッドの設定が多いです。ツインルームを希望する場合は、スタンダードとコーナーのみとなります。
3名利用の多い我が家はホント困ります・・・(1人1台のベッドで寝たいので)
チェックイン
「レゾナンス台北」はヒルトングループのホテルですが、アプリからチェックインをすることができませんでした(チェックインボタンが表示されない)Tapestry Collectionはオンラインチェックインの対象外なのでしょうか。
アプリからチェックインして、好みの部屋を選択することを密かに楽しみにしていたのですが・・・
ロビーエントランスは吹き抜けが美しいです
チェックインカウンターは柱の奥にあります
フロントからメインエントランス方面(車寄せはありますが、ドアマンはいません)
チェックインカウンターは空いており、手続きはスムーズでした。
ダイアモンド会員には、紙袋に入ったギフトを手渡され、お部屋のミニバーは無料との説明もありました。
そして、朝食特典の代替え、ホテル併設のスターバックスで利用できるバウチャーをいただきました。
ホテルの客層は、欧米人と韓国人が多かったです。
前述通り、台北市内でも日本人観光客をほとんど見かけませんでしたが、ホテルでも日本人を見かけませんでした。
フロントスタッフとは、英語のみでやり取りをしました。
日本人もしくは日本語スタッフがいるかは不明です。
と言いますのが、チェックイン後に部屋に電話がかかってきまして、ラウンジの説明をし忘れたとのこと。これらの説明も全て英語でしたし、別のスタッフにおすすめのマッサージ店を聞いた際も英語のみでの案内でした。
ホテルに到着する前は、カジュアルホテルかな~と思っていましたが、そこまでカジュアルではありません。
プルマンを彷彿させるスタイリッシュさがとても気に入りました。
ツインコーナールーム 客室の様子
一番下のカテゴリのお部屋を予約していましたが、一つ上の客室にアップグレードしていただきました。
コーナールームは3名利用時に予約していた客室です。
室料としては、1万円ほどお高くなるので、アップグレードは嬉しかったです。
アサインされたのは8階のフロアでした(15階建て)
こちらが「映写室を彷彿させる客室のドアプレート」ですね
コーナールームは34㎡。名前の通り角部屋で、各フロアに1~2室しかないと思います。
コーナーというわりに、窓が1面、しかもベッド上に窓がある珍しいレイアウトでした。
ビューがいまひとつなので、壁面を増やして、有効活用しているのだと思います。
昼間はシェード、ターンダウン後は遮光カーテンが下りていました(自動)
テレビを真ん中にトイレとバスルーム、ウェットエリアを集中させています。
TOTOブランドの日式スタイルのトイレ
バスタブ奥の細長い窓にはブラインドがあり、こちらのボタンで自動開閉できます
(実際には途中で引っかかり手で閉めました笑←台湾品質)
バスタブの反対側にシャワーブース
このランクのホテルにしては、タオルが最小限しかありませんでした・・・
リクエストすれば用意いただけるのでしょうが、ホテルではタオルをふんだんに使いたい非エコな人なので少し残念
最近はエコの観点から、シャンプー類も全てポンプタイプになっています
最初は抵抗がありましたが慣れてきました笑
アメニティは引き出し式のボックス内に入っています
とても素敵なバスルームなのですが、一つ問題点があります・・・
扉が透けガラスなのです。結構な透け具合でして・・・笑
私は娘と利用したので良いですが、息子とだったらちょっと躊躇するレベルの透け具合でした。
何でしょう、最近のホテルはバスルームがオープンになっているのが流行っているのでしょうか。
これ以外は快適な客室だったので、惜しいな~と思います。
ソファに座った場合、バスルーム内がよく見えるのがお分かりいただけると思います笑
ドアは閉まりますが、この透け感は落ち着きません・・・
👇
リピートを検討しているホテルなので、ちょっと調べてみましたが、デラックスルームまではこの仕様のようです。
プレミアムルーム以上はお値段が張りますので泊まれません涙
窓面を大きく取っていないので、その分クローゼットエリアが広いです
スリッパはふかふか
ネスプレッソマシンとポット完備
無料のお水は4本ありました
冷蔵庫内のドリンクは無料と案内がありました
喜んだのもつかの間・・・2つしか入っていません・・・
ちょっと食べる気にならないお菓子もありました
バスルーム側から見た客室の様子 ゆったりしていますよね~
ベッドサイド
こちらはダイアモンド会員へのウエルカムギフト(炭酸水とドライフルーツ)
チェックイン時に紙袋をフロントでいただきました
紙袋の中には名前入りのメッセージカードも入っていて、特別感があります
ソファがあるので、コーヒーを飲んだり、ちょっとフルーツを食べたりできるのが良いです♪
ラウンジ
「レゾナンス台北」にはクラブラウンジはないのですが、飲み物をいただけるラウンジがあります。
事前情報はなかったので、チェックイン後に案内されてビックリ!!
ラウンジはメインエントランスと反対方向にあります
宿泊者専用スタバの入り口の手前にラウンジがあります
カードキーで入室できます
誰もいない・・・
ソフトドリンク類のみ(コーヒーマシンあり)
ちょっとしたスナックあり
台湾は暑いので、いつでもドリンクが飲めるのは有り難いです。
「レゾナンス台北」は飲み物に困らないホテルです!
ラウンジ、スタバ、お部屋の冷蔵庫にギフトの炭酸水と飲み物がこれでもか!とありました笑
(外でタピオカ系のドリンクもいただいたので、常にお腹がタプタプでした)
ヒルトン ダイアモンド会員特典
「レゾナンス台北」のダイアモンド会員特典をご紹介します。
事前にエキストラベッドの件でメールをした際にお聞きしたところ下記の通り回答をいただきました。
(1) Daily complimentary breakfast TWD 252 for up to 2 guests at Starbucks, Hotel Resonance Taipei branch and 1,000 Hilton Honors bonus points per stay.
(2) Space available preferred room upgrade (Please kindly be noted that this is subject to hotel rooms availability and not guaranteed.)
(1)スタババウチャーTWD252 X 2名分/泊 と 1,000ヒルトンポイント
(2)アップグレード(空室状況による)
⇓
滞在時に案内されたダイアモンド会員特典は下記の通りです。
4番目からの特典は事前に知らなかったので想定外で嬉しかったです。ステータス持ちにはなかなか良いホテルだと思います。
- 朝食特典の代替え:スタバのバウチャー NT$252 X 2名 X 2泊
- ヒルトンボーナス2,000ポイント
- 1段階アップグレード
- 冷蔵庫内のドリンク無料
- ウエルカムギフト
- ラウンジ
余談となりますが・・・
私のダイアモンドステータスは2023年3月までの予定でした。
3月までに1泊するとさらに1年間以上ステータスが延長される!!
という神キャンペーンがありまして、元々こちらのホテルを予約していたので、難なくクリアできました。
宿泊後、ダイアモンドステータスは2024年3月まで延長されました♪
あと1年間ヒルトンダイアモンドステータスが楽しめます。棚ぼた最高です!!
2023年はマリオットのステータスはゴールドに格下げになりましたので・・・今年はヒルトンに寄せて宿泊したいと思います!
台湾旅行記④へ続く