【JALとANA 比較】陸マイラー 特典航空券の発券のしやすさはどっち?

JALとANAでは、どちらの航空会社の方が特典航空券を発券しやすいでしょうか?
本記事では、JALとANAの特典航空券のメリット、デメリットをご紹介します。

特典航空券の発券のしやすさを研究して、マイルを貯めるべき航空会社を見極めましょう。

JGC、SFC歴13年の経験から詳しくご説明します(夫の家族会員なだけです・・・

 

 

 

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国内線

JAL>ANA

 

国内線については、JALの方が特典航空券を発券しやすいと思います。

 

週末の沖縄便を例に挙げると、ANAは開放数がホント少ないです・・・
減額マイルキャンペーン時の空席数も全然ないので、キャンペーンの意味がないと思いました(毒)

 

JALでは全便空席があるのに、ANAでは早朝便しか空席がない!など普通にあります・・・

 

そして、JALは(プレミアムエコノミー的な座席)「クラスJ」を2,000マイルの追加で予約できるのも魅力的だと思います。
マイル数は増えますが、ファーストクラスも発券できます。

 

 

 

国際線

JAL>ANA

 

少し悩みますが・・・どうしても発券したいのであればJALに軍配が上がります。

JALとANAでは、それぞれメリットとデメリットがありますので、下記で詳しく説明します。

 

 

 

 

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ANA

ANAで特典航空券を発券する際のメリットとデメリットは下記の通りです。

 

 

メリット

 

基本マイル数で発券できる(少ないマイル数で発券できる)

 

 

基本マイル数とは最低マイル数、定額マイル数という意味で、マイル数が変動しないということです。
(変動についてはJAL編で詳しく後述)

 

 

 

デメリット

 

  • 片道のみの発券ができない
  • 特典枠の放出数が少ない
  • ファミリーマイルで予約した際のキャンセル手続きは電話のみ

 

 

 

片道のみの発券ができない

すなわち往復空席がないと発券することができません

 

例えば、往路は空席あり、復路が満席の場合、

復路をキャンセル待ちすることはできますが、キャンセル待ちが落ちてこない場合は、最終的に発券することができません。

あくまで往復空席がないと発券できないのです。

 

 

 

<キャンセル待ち>

繁忙期以外の先の予約であれば、キャンセル待ちが落ちてくる可能性はあります。

キャンセル待ちはステータス順に落ちてくるので、人気路線では難しいのが現状です。
(ハワイ便では、キャンセル待ちが100人!!なんてザラです)

 

ギリギリまでキャンセル待ちをして、落ちてこなければ有償航空券を購入する!といったような割り切りも必要です。
(ただし航空券も直前になると価格が高騰します・・・)

 

 

 

特典枠の開放枠が少ない

ANA便の特典航空券開放枠は、1便4席と言われています。なかなかの激戦です。

 

 

 

ファミリーマイルで予約した場合のキャンセル手続きは電話のみ

ANAもJALもマイルの有効期限は3年間ですので、有効期限内にマイルを使いきりたいです。
ファミリーマイルは家族が貯めたマイルをかき集めて使えるのでとても良いシステムです。

しかし、ファミリーマイルで発券した航空券をキャンセルする場合は、ANAデスクに電話する必要があります。

 

すぐにキャンセルして、次の予約を入れたい!なんていうときは、電話するというステップは非常に面倒です。
まして夜だと翌日を待たないといけません・・・(ちなみにJALはWebからキャンセル可能です)

 

 

 

ANA 特典航空券 まとめ
空席があれば少ないマイルで予約できるが、空席を見つけるのが難しい
※ANAマイルを利用して、提携航空会社の特典航空券を探す手もあります(後述)

 

 

 

 

 

JAL

続きまして、JALで特典航空券を発券する場合のメリットとデメリットは下記の通りです。

 

メリット

 

  • 片道発券ができる
  • 変動マイル制のため特典航空券が予約しやすい(ほぼほぼ空席がある)
  • ファミリーマイルで予約した場合のキャンセル手続きがWebからできる

 

 

 

片道発券ができる

JALは片道発券ができます。

 

 

私がよく利用している例としまして、片道はJALで発券し、もう片道はユナイテッド航空(UA)やアラスカ航空マイルで発券しています。

マイル数が少ない、良い便などを優先して片道は他社、片道はJALといったように、往復を組み合わせます。

JAL、UA、アラスカ航空などの数社のアライアンスが違う航空会社を利用すると、往復の空席が見つけやすくなります。

 

「片道発券」は大きなメリットです。

 

 

 

変動マイル制だが空席があるため特典航空券が発券しやすい

JALは変動マイル制を導入しているため、飛行機自体に空席があれば特典航空券枠を開放しています。

メリットとして記載していますが、デメリットでもあります。

なぜなら、残席数によってマイル数が変動するため、行先や日程によっては、2,500マイル程度アップする場合もあれば、4~5万マイル(もしくはそれ以上)高騰することもあります。

 

 

JAL発券の基本マイル数について
「基本マイル数」とは、JALで発券した場合の最低のマイル数となります。
JAL国際線特典航空券PLUS」と言いまして、予想残席に応じて必要マイル数が変動します。
よって、繁忙期でも特典航空券は発券できるけど、マイル数が(半端ないほど)上がることがあります。
<JAL公式サイトより引用>
【基本マイル数でご予約いただける席に空きがない場合、予測残席に応じて変動する追加マイルをいただくことでご予約が可能です。】

 

例えば、東京←→台湾便の特典航空券の基本マイルは「20,000マイル」です。
祝日などの繁忙期は予測残数が適用され、30,000マイル以上に跳ね上がることがあります。
基本マイル数の倍程度(もしくはそれ以上)に高騰するのは珍しくありません・・・
マイル数がそこまで多くない場合は、特典航空券を発券しやすい、すなわちメリットと言えますが、マイル数が高騰しますともはや特典航空券を取りやすいとは言えないのでデメリットとなります。
とはいっても、他社の特典航空券が満席のときの最後の砦は「おJAL様~」です笑

 

 

 

ファミリーマイルで予約した場合のキャンセル手続きがWebからできる

ANAでは電話手続きしかできませんが、JALの場合は、ファミリーマイルを利用した特典航空券の予約をキャンセルする際には、Webから簡単に手続きをすることができます。

 

 

 

 

デメリット

 

変動マイル数が高騰した場合、特典航空券を発券しにくい

 

 

前述通り、JALのデメリットはこれに尽きると思います。
マイル数が高騰するともはや特典航空券を発券できるレベルではありません(笑)

 

ただし直前開放を狙うと意外と発券しやすいこともあります。詳しくはこちらの記事をご参照ください。

 

 

JAL 特典航空券 まとめ
片道発券ができるので、他社の特典航空券と組み合わせて利用することができる
ほぼ空席はあるが、マイル数が高騰することがある

 

 

特典航空券発券のポイントについては別記事でご紹介します。

 



 

JALとANA マイルの有効期限

36ヵ月です。この間に貯まったマイルを使い切らないと有効期限切れになります。

今後コロナ禍のような有効期限延長の措置はないと思います。

ただし、予約していた便の時間が変更になった際キャンセルをする場合は、手数料無料、有効期限が36ヵ月にリセットされてマイルが返却される対応をしています(フライトをキャンセルするわけですから色々と予定が狂う代償ということですね)

 

私は、有効期限1年前までにはどんどん発券するようにしています。
万が一自己都合でキャンセルする場合は、キャンセルした時点で有効期限が過ぎているマイルについては返却されないからです。

その点、有効期限がない外資系のマイレージプランは有り難いですね。

 

 

 

まとめ

今回はJALとANAの特典航空券の取りやすさについて比較してみました。

どちらもメリット、デメリットがあります。

貯めやすさや使いやすさはもちろんですが、よく行く場所や行きたい場所がある場合は、その行き先のフライトが多い航空会社やアライアンスのマイルを貯めることをおすすめします。

 

私個人としては、以前はANAマイルの使い道が限られていて困っていました。
なんせ往復空席がないと発券できないからです。

2人までならなんとかなりますが、それ以上はハードルが高すぎます。

 

反対にJALマイルはとても使い勝手が良いと思っていましたが、最近は変動マイル数が半端ない!!
国際線の長距離路線となると10万マイル超えなんていうこともザラですので、発券できません。

繁忙期を避けたり、平日ど真ん中の出発や帰国で調整するなどの工夫が必要です。

短距離でしたら、少々マイル数が高くても発券できるのが良い点です(短距離路線ぐらいのマイルなら貯めることができるので)
国内線については、現在もとても使い勝手が良いと感じています。

 

JAL、ANAに限らずどこの航空会社でも美味しい話はどんどん改悪に向かいますので、使える内にお得に使いましょう!!

マイルの世界はまだまだ夢がありますよ。

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