イギリス留学 準備編 日本人に合うシャンプーとアレルギー対策

高校生の娘が1年間の英国留学をすることになり、持ち物を準備しました。

娘は幼い頃からアレルギー体質で、アトピーと甲殻類の食物アレルギーがあります。
アトピーは環境によって悪化するので、スキンケア用品やサプリメントを日本から持参しますが、イギリスで購入できる物は現地調達をしたいところです。

小学2年生のときに、エビを食してアナフィラキシーショックで救急搬送されてからは、エピペンを携帯しています。

イギリスで購入できるスキンケア用品、日本人の髪質に合うシャンプーとエピペンの携帯方法をご紹介します。

 

 

 

 

 

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日本で使用したスキンケア用品とサプリメント

娘は下記スキンケア用品を使用していました。
イギリスはオーガニック製品が豊富ですが、日本のような化粧水というものはなく、ふき取るタイプの物しかないと聞きました。

敏感肌の娘には普段使い慣れている物が一番と考え、大半を日本から持参、送ることにしました。

 

 

 

スキンケア用品

  • イオニート(さっぱりタイプ)シャンプー使用
  • アベンヌ洗顔フォーム
  • ミノンローション(しっとりタイプ)
  • ミノンミルク
  • ホワイトワセリン(リップとして使用、自宅用)
  • セタフィル(クリーム)
  • バランシングゲル(ヒアルロン酸配合のオールインワンタイプ)

 

保湿剤のセタフィルはイギリスのBoots(ドラックストア)で購入可。
シャンプー以外は出国時に持参、足りない分は日本から送る予定。
この他に皮膚科から処方されているステロイド軟膏(弱、強)も使用しています。

 

 

 

サプリメント

  • ミヤリサン
  • ビオチン
  • ビタミンC

 

いわゆるビオチン療法です。海外で肌の調子を維持するために、ミヤリサンは日本から持参、ビオチンとビタミンCは元々海外製品を摂取しているので現地購入。Amazon UKで注文して、娘の滞在先に配送してもらいます。

 

 

 

 

 

イギリスは硬水のため、日本製シャンプーは合わない

英国は硬水で、硬水は一般的に肌が強い人でも肌荒れを起こすと言われています。
冬が長い英国は室内は常に暖房で乾燥、そしては夏場も乾燥する地域です。

日本以上に保湿は大事ですし、洗いすぎはNG。
聞くところによると、英国人は2-3日に1回しかシャンプーをせず、シャワーを浴びたときは、洗い流さない保湿剤(ボディソープ的なもの)を使用しているそうです。
拭き取り用の化粧水が使われている理由も乾燥するからでしょうか。

日本製のシャンプーは、日本の軟水に合わせて作られているので、現地で販売しているシャンプーを使用した方が良いとアドバイスをいただきました。
現地で販売されているシャンプー探し開始です!

過保護と思われるかもしれませんが、初めて親元を離れる娘。
最初は現地の生活に慣れるので必死でしょう。
そんな状況下で、アトピーを悪化して欲しくないし、アトピーのことを気にして現地生活を送ってほしくないのです。

親の私にできることは、娘に合う物を探して、スキンケアをしつこいぐらい指導して
肌に関しては心配なく現地で過ごしてほしいのです。

大学生なら、自分に合う現地品を見つけて何とかしようと思うかもしれませんが、
若干15歳の子どもにそんなことができるとは思えません。
肌に問題のないお子さんが本当に羨ましいです・・・

 

 

 

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イギリスで入手できる日本人の髪質に合うシャンプー

在英日本人のブログ等で情報を得るものの肌の弱い方がなかなかおらず(笑)日本人に合うシャンプー情報しか見つけることができません。

在英の方が紹介されていたシャンプーの中からアレルギー体質に良くないとされる「ラウレス硫酸」と「ラウリル硫酸」が配合されていないシャンプーを探しました。

日本語の成分名には多少慣れていても、英語となると難解・・・
スペルが数文字違うだけで全くの別の物質だったりするので、成分読解に苦戦しました。
とりあえずAmazonから2点取り寄せました。

 

 

 

「Pureology」Hydrate Shampoo

まずは私が実験台になります。
日本の軟水で実験しているので、果たして意味があるのかどうか?は別として、刺激か強いか、痒くならないか、この点だけでも確認できれば良いです。

「Pureology」は、在英日本人に評判のシャンプーで現地で1000円ほどで入手可。
色々なシリーズがありますが、Hydrateを使っている方が多い。
このシリーズはどれもヘアカラー用なので、娘の髪質にはどうなのだろう???と疑問は残りますが・・・
Amazonで全種類買えるわけではなく、一番手頃で入手しやすい物を選びました。

 

Pureology Hydrate Shampoo

 

色が真紫!! メリットのグリーンを紫にした感じ。
匂いが独特! 外国のシャンプーにありがち。

泡立ち良く、指通りが良いと好評ですが、確かにその通り。
悪くないです。


楽天で購入

 

 

 

 

 

 

「Green People」Neutral Scent Free Shampoo

「Green People」はUK発オーガニックブランド。
英文の口コミを読むと「肌が弱く、何を使ってもダメだったけど、これは良い」的なことが書かれていたので期待大。
こちらも1000円ほどで入手可、シリーズ展開されています。
センシティブ用の無香料のチューブをお試しに注文しました(大容量ポンプタイプもある)

 

Green People Neutral/Scent Free Shampoo
(Amazon UKの梱包はテープでぐるぐる巻き、テープ跡がしっかりついています・・・)

 

匂いはなく、泡立ち良く、シャンプーのみだと少々きしむけど悪くない。
オーガニック成分がはっきりしている点も気に入りました。
コンディショナーとセットで使うと指通り滑らか。

「Green People」のシャンプー&コンディショナーに決定!

 

Amazon UKでの注文方法はこちらの記事をご参照ください。

 

 

 

「Naturisimo」オーガニック商品を取り扱うサイト

Amazon UKでは、Green Peopleのコンディショナーが売っていなかったので、
Naturisimo」というUKのオーガニック製品を扱うサイトから注文しました。

驚くことに普通郵便であれば送料無料
しかも、到着後メールで連絡をすれば現地の消費税的VAT分を差し引いてくれるのです。

商品到着まで2週間ほどかかるとのことでしたが、1週間程度で届き、しかも梱包がとても丁寧でした(Amazon UK比)
海外で購入したのに、結果的に商品代しか支払いしていないのでとても良心的。

オーガニック製品で安心できるし、試してみたいハンドクリームなどもあるので、個人的に利用したいサイトです。
日本にいながらUKのオーガニック製品を手軽に使用することができます。

 

 

 

 

エピペン携帯方法

娘は運動誘発性なので、甲殻類を食べてもすぐにアレルギー反応が出るわけではありません(運動しなければ問題ない)

しかし、一度アナフィラキシーショックを起こしているので、エピペンを携帯しています。お守りのようなものですが、いざというときにちゃんと使えないと困るので、定期的に練習用のエピペンで打つ練習もしています。

留学中は、発作が起きたときを想定してEmergencyカードを作成し、このように目立つポーチに入れて携帯することにしました。

 

中にはエピペン2本と蕁麻疹が出たとき用の抗アレルギー剤(飲み薬)カードを入れました。

 

Emergencyカードは、発作が起きたときに、自分でエピペンが打てないときのための説明を記載したものです。
すぐに提示できるようにキーホルダーを付けて、通学用のバッグにも付けました。

 

Emergencyカード
  • 氏名、誕生日
  • 甲殻類のアレルギーがある
  • エピペンを携帯している
  • 発作が起きたら、代わりにエピペンを打ってほしい、救急車を呼んでほしい
  • 現地引受人の連絡先
本人情報、アレルギーがあること、助けてほしい旨を記載しました。
カードは自作ですのでご参考まで。

 

 

 

 

終わりに

出国前は神経質なほど心配しましたが、幸いアトピーが悪化することもなく、肌の調子は良かったです。

娘の場合は、アジアのジメジメした湿気が肌にダメージを与えるようで、予想外に乾燥した気候の方が肌の調子は良かったみたいです。

しかし、一緒に渡英した肌トラブルの無い男子は、渡英1週間ほどすると頬の皮がむけるほど乾燥しヒリヒリと痛みがで出たそうです。
やはり英国の硬水や乾燥には要注意ですね。

スキンケア用品は、現地で調達できる物は調達し、足りない物は日本から送ることで問題なかったです。
渡英前にこちらで消耗品リストを作成しておいたので、そろそろ〇〇が無くなる頃というのが把握でき、送る前に娘にストックがあるかを確認して送っていました。

肌の状態は良かったのですが、やはり英国は寒い日が多いので、風邪や頭痛が頻繁に起き、後半は学校を休むこともあったそうです。
日本から送った風邪薬の消費が思いの外多かったです。

そしてエピペンですが、出国前は最悪の事態ばかり想像してしまい、とにかく備えようと携帯方法などを必死で考えましたが(笑)、幸い留学中は何事もなく、エピペンの出番もなく元気に過ごすことができました。

また英国では、日本よりもエピペンは周知されており、娘が通う現地校にも常備されておりました。
(医務室には、エピペンを必要とする生徒の顔写真が貼られており、発作が起きた場合は即打てるように準備されている)

ちなみに現在もエピペンを携帯しておりますが、小さなペンケースに入れてコンパクトに携帯しております(笑)

 

過保護度満載な記事となりましたが、お役に立てたら幸いです。

 

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