コロナ禍の2021年4月に憧れの【コンラッド東京】に宿泊しました。
2020年にヒルトンなんちゃってダイアモンドになってから初めての宿泊です。
ヒルトンゴールドカードを保持していたときに貯まったポイントとダイアモンド修行で貯まったポイントを使用して無料宿泊をしました。
本記事では、コロナ禍のコンラッド東京のエグゼクティブフロアのお部屋とラウンジの様子をご紹介します。
Contents
コンラッド東京概要
コンラッドはヒルトン系ホテルの最上級のブランドです。
場所は汐留エリア、一昔前の汐留のイメージといえば日本テレビですが・・・
企業の移転先として人気があり、現在はすっかりオフィス街に様変わりしています。
アクセス
- 「新交通ゆりかもめ」「都営大江戸線」の汐留駅 9番出口から徒歩1分
- JR山手線 新橋駅 汐留口地下通路出口徒歩約7分
新橋駅から徒歩の場合、高層ビル群を歩きます。
巨大な歩道橋が現れますので、上ります。
歩道橋の上からコンラッド東京が見えました!
汐留駅からはほぼ直結しています。
駅を出ると歩道橋の上ですので、エスカレーターを降りるとコンラッド東京の入り口です。
コンラッド東京は、東京汐留ビルディングの1階にエントランスがあります。
エントランスに入るとスタッフがおりますが、車寄せ専用スタッフなのか?特に案内されることはありません。
エレベーターでフロントがある28階へ移動します。
ポイント無料宿泊
ホテルの宿泊で貯まったポイントやクレジットカード利用で貯まったポイントをヒルトン系ホテルの無料宿泊に使用することができます。
ヒルトンのポイント宿泊はマリオットと違って定額ポイント制ではありません・・・
時期よってポイント数が大きく変動します。
有償と比べると大量のポイントが必要となりますので、はっきり言ってお得感はあまり感じません。
しかし「ポイント+キャッシュ(現金)」で宿泊することができるので、ポイントを無駄なく使うことができます。
例えば、50,000ポイントしか持っていない場合、予約画面で「ポイント+キャッシュ」を選ぶと不足したポイント分に該当する差額(現金)を表示してくれます。
ポイントの有効期限が切れそう、中途半端なポイントの使い道に困ったときに、ポイントを無駄にせず活用できるのはメリットです。
今回コンラッド東京の無料宿泊に必要なポイント数は「70,000ポイント」でした。
このときの最安値の室料が30,000円ほどでしたので、ポイント宿泊がお得とは言えません。
しかし、しばらく海外旅行には行かれないので、貯まったポイントで憧れのコンラッド東京に無料で宿泊できるのは、私にとって納得できる使い方でした。
ダイアモンド会員の特典
ダイアモンド会員は、ヒルトンオーナーズで一番上のステータスとなります。
様々な特典がありますが、「朝食無料」と「エグゼクティブラウンジへのアクセス」が一番嬉しい特典です。
私はこの特典のためにダイアモンドステータスを目指しました。
ヒルトンゴールドカード(クレジットカード)を長年保持していた理由は「朝食無料」特典があったからです。
ヒルトンの朝食は充実していて、旅行の楽しみの一つとなるので、朝食無料は大きなアドバンテージです。
ヒルトンアプリから客室が選べる
ヒルトンアプリをご存じでしょうか?
客室の予約はもちろん、チェックインからチェックアウトまでアプリから行うことができます。
特記すべきは、チェックイン時にアプリから好みの客室が選べるところです。
宿泊数日前になるとアプリからチェックインすることができます。
アプリを開くと、ホテル側が選んだ客室が表示されます。
一番下のカテゴリーの客室を予約しましたが、エグゼクティブシティルームにアップグレードされた客室が表示されました。
①この部屋で良ければ、このままチェックインに進む →「CONTINUE」へ
②他にどのような客室があるか見たい場合→「PICK ANOTHER」へ
他にどのような客室があるか見てみましょう。
36階の8室と最上階37階の6室が表示されました。
階数をタップすると、
部屋の位置(エレベーター近く、シティ側、ベイビュー側)、ベッド数から好みの客室を選ぶことができます。
面白いのは、アプリにログインする度に客室の選択肢が広がることです。
前日: アップグレードされたエグゼクティブフロアの客室が表示される
当日: エグゼクティブフロアの2種類の部屋が表示される
しかしながら、必ずアップグレードされるわけではありません。
当然空室が多ければ、客室の選択肢は広がります。
反対に繁忙期のアップグレードは厳しいですし、同等のステータスを持っている方にも同様の表示がされるので、例えばエグゼクティブフロアの客室が1室しかなかった場合、他の人が先に選択してしまえば、エグゼクティブフロアのお部屋は選択できなくなります。
ゲーム感覚ですね。
私は一番下のカテゴリーの予約で、エグゼクティブフロアのお部屋にアップグレードされたのでこれ以上は望みません(笑)
(ポイント無料宿泊ですし・・・)
以前宿泊した「ヒルトン福岡シーホーク」でもアップグレードされた客室が表示されました。
(このときはゴールド会員でした)
ちなみにマリオットアプリの場合:
チェックイン時に既にアップグレードされた客室が表示されることもありますし、予約通りの表示の場合もあります。
アプリでチェックインして、当日フロントでアップグレードされることの方が私は多いです。
マリオットアプリの一番のお気に入りは「チャット機能」、チェックインするとホテルへチャットすることができます。
例えば、「チェックインが遅くなる」「清掃不要」「タオルを追加して」というような電話をかけるまではないちょっとしたことを伝えられるのは非常に便利です。
ヒルトンアプリにもチャット機能を導入してほしいです。
⇒ヒルトンアプリにもチャット機能がありました!!便利です♪
コンラッド東京の客室の種類
コンラッド東京の客室の種類は以下の通りです。
- ベイビュールーム 48㎡ ←予約した客室
- シティルーム 48㎡
- エグゼクティブベイビュールーム 48㎡(ラウンジアクセス可)
- エグゼクティブシティルーム 48㎡(ラウンジアクセス可) ←アップグレードされた客室
- ベイビュースイート 72㎡
- シティスイート 72㎡
- コーナーベイビュースイート 85㎡
- コーナーシティスイート 72㎡
- エグゼクティブコーナーベイビュースイート 72㎡(ラウンジアクセス可)
- エグゼクティブコーナーシティスイート 72㎡(ラウンジアクセス可
- デラックスベイビュースイート 110~130㎡
- 2ベッドルームデラックススイート 160㎡
- ロイヤルスイート 226㎡
コンラッド東京は一番下のカテゴリーのお部屋でも48㎡と広く設定されており、都内のホテルとしてはかなり贅沢な造りです。
チェックイン
エレベーターで28階へ上がるとフロントがあります。
エグゼクティブフロア宿泊者とダイアモンド会員は、クラブラウンジがある37階でお茶をいただきながら、チェックインできます。
私はフロントでチェックインしました。
エグゼクティブフロアにアップグレード、コロナ禍でラウンジの縮小運用などの説明がありました。
そして、スタッフがわざわざ客室へのエレベーターまで見送ってくださいました。
37階でエレベーターを降りるとすぐにエグゼクティブラウンジがあります。
エグゼクティブ シティルーム(ツイン)のお部屋
コンラッド東京では「ベイビュー」のお部屋が人気のようですが、メズム東京から見る景色とほぼ変わりません。
私はこの後メズム東京に宿泊する予定がありましたので、あえてシティルームを選択しました。
客室の第一印象は「天井が高ーい」
都内のホテルでこんなに天井が高い客室はなかなかないですね。
カーテンはレースと遮光、電動で開閉するタイプ
シティビューはこちらです
ちなみにラウンジや朝食レストラン「セリーズ」では、ベイビューを楽しむことができます。
ベッドも広々
壁には小鳥が!
革張りのデスクチェアはリクライニングつきで、とても座り心地が良いです
私がとても気に入ったのは窓際のカウチソファ
2人分のスペースがあり、足を楽々伸ばして景色を見ながらリラックスできます。
コンラッドダッグとベア(べアは東京オリンピック仕様♪)
海外のコンラッドでいただいたイエローダッグは今でも家のどこかにあるはず・・・
客室はとても落ち着いた印象で、和の雰囲気を醸し出しています。
完全にインバウンドを意識していますね。
評判のウェットエリアは、バスタブの反対側にシャワーブースとトイレ
自宅にも欲しい女優ミラー♪
タブルシンクですが、小さめサイズなので使い勝手はいまひとつ
アメニティーはボックスに収納されています
フロスがあるのが嬉しい
こちらは除菌グッズ
アメニティは「SHANGHAI TANG」(上海駐在時代を思い出す)
バスローブのディスプレイが美しいです
バスタブから客室を見るとこんな感じです。ブラインドは電動で閉じることができます
自宅では叶わない(笑)非日常を感じられる素敵なバスタブ
広いクローゼット内には、セキュリティボックスとパジャマが収納されています
以前はホテルのパジャマを着ることに抵抗があったのです(なんとなく不衛生な気がして)
しかし、リッツ東京のパジャマの着心地を体験してから、ホテルステイにパジャマを持参しなくなりました。
何より荷物が減るのが良いですよね(そこ?)
最近は安価なホテルでもパジャマが置いてあるか気になります(笑)
(ちなみに最近宿泊した「シェラトン都東京」も「モクシー東京錦糸町」もパジャマはありました)
リッツ東京やイラフSUI同様、コンラッド東京のパジャマは上下別々タイプ。最高♪
TVは、メズムやアロフトなど最近のホテルに備えられているYouTubeやNetFlix対応TVではありません。
あの便利さを知ってしまうと普通のTVでは物足りなく感じます・・・
ミニバーコーナー
お馴染みネスプレッソマシンとインバウンドを意識した茶器類
ベッドサイドにはウエルカムスイーツのコンラッドブランドのチョコレート♪
コロナ禍ではターンダウンを省略しているホテルもありますが、コンラッド東京ではターンダウンが行われています。
ラウンジのカクテルタイムから戻ると・・・
バスルームのブラインドが閉められ、パジャマが用意されていました♪
高い天井、開放的な眺め、寝心地の良いベッド、とても素敵な客室です。
エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジを利用できるのは、ヒルトンダイアモンド会員とエグゼクティブフロア宿泊者です。
エグゼクティブラウンジは 37階のエレベーターを降りてすぐの場所にあります。
廊下を挟んでシティ側とベイビュー側の両側にあり、キッチンはシティ側にあります。
ベイビュー側に座った場合、廊下を渡ってシティ側にフード類を取りに行く形となります。
アフタヌーンティー 15:00-17:00
チェックインをしながらアフタヌーンティーをいただけます。
コロナ禍で縮小運用していると聞きましたが、確かに物足りない感はあります。
コンラッド東京のロビーラウンジ「トゥエンティエイト」の人気のアフタヌーンティ(有償)をいただけばよかったかなと少し後悔しました。
雨上がりのベイビュー側の景色(高いビルの2つ左隣がメズム東京)
メズム東京では、浜離宮ビューとベイビューを一望できませんが、コンラッド東京では一望できます。
イブニングサービス 18:00-20:00
アフタヌーンティーではシティビューを楽しんだので、イブニングサービスではベイビュー側のテーブルを利用。
スタッフが「〇〇様、おかえりなさいませ」と名前で呼んでくださり、びっくりしました!(いつ覚えた?)
フード類はそこそこの種類がありましたが、夕食の代用になるほどではないですかね・・・
私と軽くつまんでから外食するつもりでしたが、なんだかんだお腹一杯になったので夕食はスキップしました(笑)
ミモザ風ノンアルコールカクテルを作っていただきました。
COEDOビールもいただけます。
チーズチキンが美味♪
夜景はベイビュー側が最高です♪(記念撮影をしていただきました)
「セリーズ」の朝食 7:00-10:30
コロナ禍でビュッフェスタイルの朝食を中止しているホテルが多い中、コンラッド東京の「セリーズ」では、ビニール手袋の着用等の感染対策をした上で本格的なビュッフェスタイルの朝食が行われています。
ダイアモンド会員は、エグゼクティブラウンジかレストランでの朝食が無料となりますが、この日はラウンジでの朝食提供が行われておらず、レストランへ案内されました。
土曜日の朝食時間帯はさすがに混み合っていました。
ベイビュー側を希望する場合は、待たなくてはいけなかったので入り口側のテーブルを利用しました。
入り口側のテーブルは空いているので、落ち着いて食事を取ることができます。
日本在住?!の外国人が多くてびっくりしました。
週末は優雅にホテルステイでリフレッシュしているのでしょうか???
コーヒーor紅茶、卵料理はオーダー制です。
コンラッド名物ロブスターのビクスソースオムレツをいただきました。
これぞビュッフェーーー!! 久しぶりに本格的なビュッフェスタイルの朝食をいただきました。
朝食にタコスがあるのが斬新(外国人が多いからでしょうか)
スタッフが「食後にカプチーノなどはいかがですか?」とこまめに声をかけてくださり、お腹一杯でお断りすると「では、お部屋にコーヒーをお持ちになりますか?」とテイクアウト用のコーヒーを用意してくれました。
混み合う朝食時間帯でもこのホスピタリティには感動します。
私のホテルステイに付き合ってくれる娘いわく、「コンラッド東京の朝食は最高♪」と未だに言うほど満足度の高い朝食でした。
期待を裏切らない大好きなヒルトン系の朝食、家事から解放されホテルでいただく朝食は格別です。
この朝食をいただくためにまたステイしたいと思うほどです。
マリオット VS ヒルトン
私はマリオットプラチナ会員、ヒルトンダイアモンド会員です。
ヒルトンは、ダイアモンドが一番上のステータスです。
マリオットは、プラチナの上にチタン、アンバサダーというステータスがあります。
しかし、マリオットプラチナ会員とヒルトンダイアモンド会員の主な特典はほぼ同じです。
- 朝食無料
- ラウンジアクセス
- 客室アップグレード(空室状況による)
普通なら、2つのホテルステータスは必要ないですよね?
私もそのように思っていたので、マリオットメインで利用していました。
しかし、コロナ禍でお得なキャンペーンが多く、思惑通り?!ヒルトン修行をしてダイアモンド会員になりました(笑)
ヒルトンは国内ホテルが少ないので、利用する機会が限られるのが残念なところ。
しかし、北米ではヒルトン祭り(笑)アメリカ旅行をする際にはヒルトンステータスはかなり活かせると思っています!
(マリオットも沢山ありますが)
マリオットも今までは国内ホテルが少なかったのですが、ここ最近道の駅などの安価なブランドからWホテルなどスタイリッシュ系ホテルが続々とオープンしており、特に関西方面は充実しています。
ただ言えることは、どちらも私のようななんちゃって上級会員が激増しているので、アップグレードは渋くなるでしょうし、ラウンジの利用規約が改悪される可能性もあります(マリオットでは既に改悪方向・・・)
それでも、自分の手の届く範囲で、楽しくホテルステイを楽しめれば私は満足です♪
個人的には2023年にオープンする「ヒルトン宮古島」がとっても気になっています!
終わりに
2020年にダイアモンド修行をしてヒルトンダイアモンド会員になりました。
今回は貯まったポイントを利用して憧れの「コンラッド東京」に宿泊しました。
マリオットプラチナ会員、ヒルトンダイアモンド会員になったのは、今後行かれるであろう海外旅行のための投資・・・
2021年は3月の台湾、7月の台湾、8月のバリ島の予約を入れておりましたが、全てキャンセルしました(涙)
それでも、懲りずに来年の予約を入れています・・・
海外旅行をモチベーションに生活してきた私にとって非常に辛い日々が続いておりますが、海外旅行が解禁される日を夢見て頑張ります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。