2024年9月のバンコク旅行で有料のファストトラックを利用しました。
バンコク、スワンナプーム空港の入国は長蛇の列!!と聞いていましたが、ファストトラックを利用したので秒で入国できました!
体験談をご紹介します。
Contents
タイ入国に必要な書類
2024年9月現在、入国カードなど一切の書類は必要ありません!
パスポートのみ!!
有効期限が6ヵ月以上のパスポートがあればタイへ入国できます。
スワンナプーム空港 ファストトラック
バンコクの玄関、スワンナプーム空港はハブ空港と言われる巨大な空港です。
世界各国から分刻みでフライトが到着します。
2024年9月現在、タイへ入国する際は審査官がチェックする従来の入国審査を通過しなくてはなりません。
よって、外国人がタイへ入国する際は入国審査の長蛇の列に並ぶ必要があります。
スワンナプーム空港の入国審査は、フライトの時間帯にもよりますが、1-2時間並ぶこともザラです。
今回は高齢の母を連れての海外旅行のため、できるだけ負担を減らしたいと思い、有料のファストトラックを利用しました。
課金して、優先的に入国審査を通過するというものです
日本じゃ考えられませんが、KKdayでは有料のファストトラックプランの取り扱いがあります。
スワンナプーム空港 優先レーン
ちなみにスワンナプーム空港の入国審査は4種類のレーンがあります。
- ファストトラック:外交、公用旅券保持者、タイ国特権、長期滞在ビザ所持者など
- プライオリティレーン:ファーストクラス、ビジネスクラス利用者
- タイ国籍専用
- 外国人
今回は1のファストトラックを利用しました。
後から知りましたが、70歳以上の高齢者も利用可能のようですので、母はここに該当したのかも???
ビジネスクラス利用の場合は、2のプライオリティレーンを利用できますので、スムーズに入国できると思います。
日本人は、4の外国人レーンで入国審査をすることになります。
日本の空港もですが、外国人レーンは気の毒になるぐらい長蛇の列ができていますよね。
2024年3月にタイ旅行をした娘は、入国まで1時間以上かかったと言っていました。
時間帯によっては、スムーズに入国できることもありますので、ある意味賭けですね。
KKday ファストトラック 体験記
KKdayのファストトラックプランを利用した感想を綴っていきます。
口コミはとても良かったのですが、当日の流れがよく分からないまま、とりあえず申込しました。
今回利用した有料ファストトラックプランは、2名利用で1名無料というキャンペーンを行っていたので、1名あたり2,400円ほどというお手頃価格でした。
KKdayのサイトから申し込みをします。
2024年11月現在、1名分の料金で2名利用、8名以上のグループプランや送迎付きプランなどがあります。
申込時には、LINEやWhatappなど連絡を取れるツールの番号を入力する必要があります。
ここで落とし穴・・・
私は格安SIMを利用しているため、LINEの認証機能が使えません。
よって、Whatappでやり取りすることにしました。
Whatappは、世界中で使用されているLINEのようなアプリです。
娘が英国留学中にWhatappアプリを利用していたのですが、7年ぶりにアプリを再開しました。
事前案内
出発前にWhatappとメール宛てに当日の流れの説明が送られてきました。
待ち合わせ場所の案内、当日出発前には、当日の服装が分かるように写真(自撮り)を送るように記載されていました。
スワンナプーム空港の利用は10年以上前にサムイ島へ行った際に乗り継ぎした以来です。
どんな空港だったかも全然覚えていない。
案内には「新しいターミナルに到着する場合はMTBへの移動が必要」書かれています。
MTBってなんだ?(Main Terminal Building)
スワンナプーム空港には、新しいターミナルがオープンしていました。
2024年9月現在、出入国の手続きはメインターミナルで行われているため、新ターミナルに到着した場合は、空港内トレインで移動が必要となります。
搭乗するJAL便はどちらのターミナルに到着するの?
次から次へと疑問が出てきて、その度に調べます。
どうやらFゲートに到着するらしい。これはメインターミナルなのか???
KKdayへは「Fゲートに到着するらしい。新しいターミナルだったらメインターミナルまで移動します」と返信しておきました。
事前案内の待ち合わせ場所や注意事項などは保存しておくことを強くおすすめします!!
出発当日
色々不安なまま、出発当日。
羽田空港を出発する前に自撮りし、写真を送信しました。
すると、写真を送ったとたんにWhatappアプリが「審査が必要!24h使用できません」というまさかのメッセージが送られてきました。(規約違反等で、突如審査が入り24h経過しないとアプリが使用できなくなることが多々あるようです)
まさかの事態に動揺・・・
現地の待ち合わせ場所は事前にスクショを取っておいたので分かりますが、現地に到着してからの連絡ツールがない!
結果的に息子の電話番号を使って、再度Whatappに入りなおしました。
(息子アカウントも翌日には要審査で24h凍結されました・・・Whatappの仕様どうにかなりません?)
念のためKKdayには「Whatappが使えない可能性がある。とにかく待ち合わせ場所へ行く。」と連絡しておきました。
すると、緊急の場合はここに電話してね。と電話番号の連絡がありました。
KKdayの対応はとてもスムーズで、リプライも早くて安心感があります。
スワンナプーム空港到着
到着したFゲートは新しくないのでメインターミナルのようです笑
そこから待ち合わせのDゲート付近のベンチを目指します。待ち合わせ場所まで結構歩きます。
移動途中にWhatappから「フライトが45分も早く到着した。今向かっている」と連絡。
待ち合わせ場所付近のトイレに行き、家族を待っていると・・・
警官のような制服姿のおじさんにこっちに来い!と手招きされました。
?!
そう、この方がファストトラックの職員でした。
ちなみにこの日私はオレンジ色の派手なニットを着ていたので、先方はすぐに見つけられたと思います笑
(待ち合わせ場所より手前のトイレ付近にいたのに声をかけられたので)
おじさんの後ろについていくと、通常のイミグレーションエリアを通り越し、お隣のVISA発給カウンターに誘導されます。
そこで、おじさんにパスポートを渡します。
おじさんは事前に準備していた現金をパスポートにはさみこみ、係員に手渡し。
入国~
何コレ?
これで終わり???
課金すごい。
ほんの一瞬で入国できました。
通常の入国レーンには行っていないので混雑具合は分かりませんが、急いでいるときは利用価値があると思います
注意点
KKday申し込み後、基本的にやり取りは全て英語です(翻訳アプリを使用すれば問題ないレベル)
日本語で返信しても、先方からは英語で返信がきます。
KKdayアプリからもやり取りできますが、同様に英語で返信がきました。
私のようにWhatappを利用する場合、最悪24h凍結されることも想定して、待ち合わせ場所、先方の連絡先などはスクショ等で保存しておくことをおすすめします。
当日案内してくれるおじさんは(タイなまりの)英語オンリーです。
ただカウンターに誘導されるだけですので、言葉の壁は問題ないと思います。
利用する前は色々と面倒だと感じていましたが、いざ利用してみたらあっという間に入国できましたので便利そのもの。
キャンペーン等でお安く利用できるのであればまた利用したいです。
海外旅行 準備 持ち物(タイ旅行編)
海外旅行に最低限必要な持ち物、おすすめの持ち物をピックアップしました~
- パスポート:パスポートだけは肌身離さず無くさないようにしましょう。
- パスポートコピー
- 写真
- 戸籍謄本コピー
- 日本円で1万円ほど
上記準備しておくと、スムーズにパスポートを再発行できます(スーツケースにセットで保管しています)
- クレジットカード:アジア圏はアメックスブランドが使えないことが多いです。VISAカード+他社ブランドを用意しましょう。
- 現金:タイはクレジットカードが利用できないお店も多いので多めに準備 ※1
- eSIM:タイの場合、1週間1,000円ほどと安価です。今回はポケットWiFiもレンタルしました(詳細は準備編でご紹介します)
- 海外旅行保険:クレジットカードでカバーできない場合もあるので、私は必ず加入しています。
- 旅程表:予約詳細などを記載したノート ※2
- 航空券・ホテル予約情報:予約番号などが記載されたE-Ticketなどを印刷した紙 ※2
- VISIT JAPANアプリの登録:帰国時の税関通過のために登録しておくと便利
- たびレジ:いざというときのために登録しておくと安心
※1
タイ入国には1人当たり1万バーツ(≒45,000円)、1家族当たり2万バーツ(≒90,000円)相当の現金所持が必要です。
日本人が求められることはないようですが、いざというときのためにすぐに両替ができるように日本円を準備しておくと良いです。
※2
予約詳細や航空券をスマホのアプリで管理されている方も多いと思います。私も基本的にスマホで管理しています。
しかしながら、ノートや紙などのアナログでも準備しておくと安心です。
万が一ネットワークが繋がらない、スマホが故障した場合どうにもならないからです。
備えあれば・・・で入念に準備しておくとトラブルなく旅行できるものだと思っています。